ヴァーツ・レイエル

　北側に存在するノルズリア帝国にいた軍人さん。元戦争孤児で上層部にいる将軍様に拾われた。
　表向きは銃兵だが、どちらかというと召喚兵を使役して戦う方が得意。隠し玉ってこと。
　召喚兵(使役獣)には様々な形状がある。

　戦場とは関係ない仕事で亡くなってた二人の子供(麗霞・玲玲)を見つけて、死骸の様子おかしいな～？で蘇生して証人にしようとした。
　それが問題行動と判断されて軍議にかけられた。
　その後は極刑の代わりに司書として図書館に閉じ込められていたので二人の行方は知らないが、大体想像はついている。
　司書として生活している間にディオネ・アレプトに懐かれる。お兄さんだと思われている。

　司書期間の任務は謹慎及びディオネの能力を開花させること。
　感情によって魔力を強制的に爆発させようとディオネに懐かれたことは利用していた。
　能力の開花の詳細も何も聞かされていないし理解できないしでわりと適当にやっていた。結局正しかったが。

　最終戦争時に敵地で軍部に反逆することで裏切りを演じる。
　自陣の軍部も敵も全てを破壊しつくしたことで終結。
　ディオネは知人の軍人に預け、国外に逃亡させたために能力の開花も世界の滅亡も防いだ。
　戦争をした二国は壊滅状態。生物の生存は絶望的だったためにこのあと残った国で壮大な会議が行われた。