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終わらない夜を永遠に

 ・タイトルはダブルミーニングみたいになってます。
  "ピナにとっての続いてほしい夜"と"テティスにとっての無の世界"を永遠に、といったところ。

Q.仮想世界と関係ある?どのルートの話?
A.仮想世界の延長線です。

 冬宮がテティスになったルート、その先の選択で世界を作り上げることを選んだルートです。
 (世界を作らないルートはいつもの"夢を繰り返すテティス")
 テティスの目的は自身が喰らった世界というエネルギーを消費するため。
 そのためにこの物語の世界を作り出し、それを運営するためにエネルギーを消費させていました。


Q.結局この世界は何がしたかった?
A.終わりの一つ。

 結局は地上の二人にはメリーバッドエンド、テティスにとってはバッドエンドです。
 世界の終わりを知ったピナと星詠みは最後まで二人で暮らす選択を取りました。
 世界を運営するエネルギーを失ったテティスは感情、目的、記憶、持っていたすべてを世界の熱量とした後に消滅しています。

 熱量を消費しきった場合、防衛本能として世界の捕食が起動しますが、捕食するものがない世界なので自然に消えることができました。
 テティスの消滅をもって、この世界は終焉を迎え、存在ごとなかったことになります。


Q.星詠みはなぜ日中はピナの傍にいなかった?
A.惑星内の調査をしていました。

 惑星として生み出され、星は自身であり、しかし不明瞭な部分のあるこの星に違和感を持った星詠みは日中外に出てその不明瞭さを調べていました。
 その原因はテティス。
 テティスは神とは呼べる存在には成れておらず、作り上げれた世界は概念上の惑星の中の小さな大陸一つ。
 不明瞭の部分は作り出せなかった世界。
 存在しないものを引き出すことができなかったために星詠みは違和感を抱いていました。
 ちなみに星詠み以外の生物に"大陸の外"という概念を認識することはできません。
 唯一認識できるのは天体としての宇宙ぐらいでしょうか。


Q.世界観作った時点でここまで考えてた?テティスが関わるのは伏線?
A.なわけねえだろ。

 最近になって降って来た伏線です。伏線って言わねえよそれ。

​ 8割が即興で出来てます。いつもそうさ。

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